TLC関連のデータ

要約


 薄層クロマトグラフィー(はくそうクロマトグラフィー、Thin-Layer Chromatography、TLC)はガラスの板の上にシリカゲルなど薄く載せたもので、反応の進行状況を確認したり、カラムをする際の分離条件の検討や、分離の確認に用いられる。
 塗布したシリカゲルによく吸着するもの(極性の高い物質)は移動が遅く、吸着されにくいもの(極性の低い物質)は、移動が速い。このため、極性の違いによって化合物の分離が可能である。
 また、塗布するシリカゲルの厚くしたものを用いて少量(-200mg程度まで)の混合物の分離に用いることを、分取TLC (Preparative TLC, PTLC) と呼ぶ。 
 

関連用語

  • Rf値
目的の化合物がどの位置にいるのかの目安。
Rf = a/b
a =(目的物をスポットした原点から展開後のスポットの重心までの距離)
b =(原点から先端までの距離)

Rf.jpg

  • 3点打ち(重ね打ち)
展開溶媒の極性やうつ場所によって微妙にRf値が変わることがあるが、ほかの化合物と合わせて展開させることでTLCを見やすくさせるテクニック

TLCexample.jpg

コンテンツ


参考文献、関連書籍、おすすめの本



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画像はアマゾンより
(アマゾンのレビューから引用)
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  • 最終更新:2013-06-09 11:25:17

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