クロロホルム

クロロホルムで眠くなるのは、本当か。
 クロロホルムはその麻酔性のために、カエルなどの小動物では麻酔として使われていたみたいだが、専門の機器を使用しなければならない。さらに、数秒で眠ることはなくより長い時間が必要である。現在では、クロロホルムは麻酔薬として毒性も高いので代替の試薬が用いられている。
 もし仮に、クロロホルムを大量に用いたカラムクロマトグラフィーなどを行った場合でも(必要な場合にはドラフトなど必ず換気のいいところで行うこと)、眠くなるというより気持ち悪くなるだけのことが多い。
 テレビドラマなどでハンカチにしみ込ませて襲うシーンなどで使われることもあったが、仮にマネをしても相手を眠らせることは絶対に出来ない。おそらく口のまわりがかぶれたり炎症をおこさせる、相手を気持ち悪くさせるなどの結果となる。
 気持ち悪くなるほど吸入した場合には新鮮な空気を吸える場所に移し、直ちに医師に連絡すること。
CHCl3ハンカチ.jpg
より引用

安全性

常温で日光に長時間さらされたり、暗所でも空気が存在すると徐々に分解し、有毒なホスゲンを生じる可能性がある。最近ではジクロロメタンの方が安全とされている。

発がん性
 国際がん研究機関 (IARC) による発がん性リスクの一覧では、Group2B(ヒトに対する発癌性が疑われる)に属している。同様の2Bにのものとしては、コーヒー 、ガソリンの排ガス、野菜の漬物 がある。

管理

管理濃度: 3ppm

強塩基、強酸化剤、化学的に活性な金属類(アルミニウム、マグネシウム、亜鉛など)と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

副反応が起きるので、通常、強塩基を使う反応(BuLi、DBUなど)では用いない。

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  • 最終更新:2013-06-10 12:08:59

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